なにもないがあるです。 冬の外気は冷たいけどなんとなく澄んでいて、夏よりも特別な気分に浸れて僕は好きです。吐く息が白くなるのも洒落てるし。部屋の換気を頻繁にしたくなるタイプの空気の良さというか、山の頂上にいる時の人里離れた空気の風味を人里で感じられてお得感があるというか。しかし部屋の窓を開けっぱなしにしておいて、寝る前に部屋に入ると尋常じゃなくさむい。誰が窓なんて開けておいたんだよ！いや……朝の自分か……といまいち怒りのやり場のない日々です。寒い。
文章を書くことへの苦手意識はあるものの、創作の形態といえば文章・イラスト・音楽・立体造形ぐらいしかなく。イラストは普段から描いていて、音楽は好きだけどオリジナルは作れなく、立体造形は……敷居が高そう。となると可能な創作の幅を広げるためにも文章は書けるようにならないといけないなあと思っています。世界の解像度が低すぎて状況・風景描写とかがまったくできない。むずかしい。本を読むしかないのか。
周りの友達や親は読書家が多いですが、自分はあまり本は読みません。というのも、活字の本を読んでいるとだんだん本の世界に引き込まれて平衡感覚を失うんですよね。ペース・バランス配分の感覚の無さが1000%悪いんですが。昔『屍人荘の殺人』という本を読んだとき、一気に全部読んだことで言いようのない満腹感を覚え、そのあと数日体調を崩し、それから今でもちょっと本を読むのに抵抗があります。小説を基質にもつ消化酵素が胃に欲しい。それかペース配分の神様の加護でもいい。
勉強とか趣味とかなんでもそうですが、自分は熱し易く冷め易いというより熱しやすく体調を崩しやすいタイプです。ハマったアニメは一気見したいし、漫画もできれば全巻買いたい。よく言えば集中力がある、悪く言えば後先考えないバカ。最近はお笑い芸人にハマって、過去の単独ライブを配信サイトに登録して全部見たりしました。非常に面白くて有意義でよかったです。親にそんな話をしたところ、自分は小学校低学年の時に祖父の家で犬夜叉を数巻読んでハマり、誕生日プレゼントに全巻せがんで買ってもらったことがあるとか。人間って変わらないですね。
おわります。今年も終わりだなあ。
